mrguppのブログ

2005年から始めたMIXIの日記をブログに移植しました。MIXIで使用した画像はうまいこと移動できなかったので後からひとつひとつ貼り付けています。ところどころMIXIならではのおかしな部分が残っていたらご容赦ください。

朝から激しく雨が降り続く東京地方。
昼過ぎには一旦上がり、
また夕方から降り始めるという予報でしたが、
なかなか当たってます。
昼頃にようやく霧雨が舞うくらいにおさまり、
そろそろ上がりそうかなという午後二時過ぎに家を出てディーラーに向かいました。

走り出してみるとこれから向かう方面の空には黒っぽい怪しげな雲が集まっている。
まずいなと思っていたらヘルメットのシールドに細かい雨粒が張り付く。
これ以上降られると厄介だなぁと思う頃にディーラーに到着。
運良くずぶ濡れになるのは免れました。

営業の方とメカニックの方、そしてボクの三名で、
バイクを囲んで不調な症状を報告。
ボクの言葉に頷きながら、
メカニックさんはスピードメーター脇のファンクションスイッチを、
手馴れた手付きでカチカチと操作している。
バイクに搭載されたコンピュータの自己診断プログラムを作動させているのだ。

横から覗き込むと、
ボクには詳しくは分からないがいくつかトラブルメッセージが出たようで、
メカニックさんはボールペンで自分の手のひらに、
そのトラブルメッセージのナンバーを書き写していた。
最近のバイクは賢いものですね。
エンジンを開けるかどうかまだ分からないけれど、
一時間半ほど待ってみてということです。

この日、バイクがこんな調子なのでディーラーに預けて帰るつもりでした。
帰り道のバスと電車を乗り継ぐ時間で読むために、
読みかけの文庫本をバッグに入れておいたんです。
だからそれをどこかの喫茶店で読んでしまおう、
とディーラーを出たらまた大粒の雨が落ちてきました。
なのでお店にお願いしてディーラーの二階で待たせていただくことに。

持って来ていたのは、
1970年代に書かれた「光車(ひかりぐるま)よ、まわれ!」という
天沢退二郎氏著のファンタジー作品の文庫本です。
近頃はサスペンスやミステリーばかりがもてはやされますが、
健全な子供たちのためには、素晴らしいファンタジーがもっと必要だと思います。
Amazonで古本を見つけて購入したものでしたが、
奥付を見ると版元は都内の住所ですが電話番号表記がまだ7桁のものです。

予定を30分ほど過ぎた頃、修理が終わりましたと声が掛かりました。
二時間で修理出来たのだからそんなに大ごとではないのでしょうけど、
思わず「けっこう大ごとでしたか?」と聞いてしまいました。
コンピュータの自己診断プログラムには、
Vツインエンジンのリアシリンダー側の不燃焼と出ていたそうです。

エンジンの不調な音や動きから素人なりに推測してみると、
オーバーヒートでリアシリンダーへのガソリンが止まっているのでは?と思いました。
そういう機能がハーレーにはあるんですよ。
今にして思えばそんな素人診断もあながち間違っていなかったんですね。
リアシリンダーが不燃焼になる原因はいくつもあるので、
それらを一つ一つ潰していく作業で二時間掛かってしまったそうです。

結局、原因はガソリンを噴射するインジェクション装置のケーブル断線。
ガソリンを噴出する装置に電子信号を伝える電線が切れて、
信号が伝わっていなかったためリアエンジンにガソリンが供給されず、
したがって燃焼もしていなかったというわけです。
断線と言ってもスパッと切れていたわけではなかったようで、
どうりで時々普通の時と変わらない加速をドバーッとしてみたり、
ダメな時はほんとにズブズブでどうしようもなかったりしていたんですね。

インジェクションのコネクターへの配線が窮屈に曲げられていたことで、
その箇所がダメージを受て断線になったようです。
今回のツーリングの何かが原因だったわけではなく、
ずっとこうなる火種を持ち続けていたということですね。

今回ボクは一週間の車両のお預けと10万円くらいの出費を覚悟していましたが、
ディーラーの営業さんもその位のトラブルではないかと考えていたそうです。
しかし予想に反して今回は二時間の作業で8400円で済みました。

ディーラーのメカニックさんが試走から帰ってきて
「これで大丈夫ですよ」と掛けてくれた声と同時にエンジンからの排気音を聴いて、
ああ、これは本当に大丈夫みたいだなと納得できました。
今までにも増して元気な排気音のように感じられたからです。

今回の一件でしばらくの間、大きくアクセルを煽ることを控えるようにしていましたが、
小雨そぼ降る中、思い切ってじわっとアクセルを開いてみると、
マンホールや横断歩道の白線の上でタイヤがスライドするほどのパワーが戻っていました。

今回のトラブルになる前からじわじわと断線しかけていたのでしょう。
それが微妙に繋がったり、切れたりという、
際どい状態で今まで走っていたのかも知れません。
そう考えると、背筋に冷たい汗が流れてきます。

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