mrguppのブログ

2005年から始めたMIXIの日記をブログに移植しました。MIXIで使用した画像はうまいこと移動できなかったので後からひとつひとつ貼り付けています。ところどころMIXIならではのおかしな部分が残っていたらご容赦ください。

昨夜は仕事帰りにマイケルジャクソンの映画「This is it」を観てきました。
自宅の最寄り駅から歩いて三分のところに
シネマコンプレックスがあるというのは
とてもありがたいものだと改めて実感。

映画の内容は、ライブのリハーサル風景を
ただ記録のために撮影してあっただけの映像とは
思えない程の内容で満足でした。
もちろん映画化用に相当に編集したものなのでしょう。
リハーサル映像でこれですから、予定通りにライブが行われていれば、
会場に居合わせた観客たちは
きっと素晴らしいショーを観ることが出来ていたのでしょうね。
残念です。

正直に言ってしまうと映画を観終わって感動していました。
話題としてただ観ておこうというつもりが、
図らずも心を動かされてしまいました。
映画館内のほかのお客さんも同じような気持ちだったのでしょう。
エンドロールが終わって館内に拍手が起きました。

感動の要素は、マイケルジャクソンが既に亡くなってしまい、
このステージの本番は誰も
二度と観られないものなのだという喪失感が二割くらい、
最高のエンターテイメントを創り上げるんだという執着や
情熱にやられたのが二割くらい、
ヴォーカルの上手さ、バックの演奏やダンスといった
テクニック面での素晴らしさにやられたので二割くらい、
残りの四割くらいはマイケルジャクソンが
スタッフに対して示す気遣いの数々でした。

彼ほどの立場であれば、
演奏や演出で気に入らないところがあれば容赦なくダメ出ししたって、
最後にはスタッフみんなが彼の言うとおりになるはずなのに。
「ダメだ、そこは違う。いや怒っているわけじゃないよ。
良い演奏にするためなんだ。わかってくれるよね」
「(モニター用のワイヤレスイヤホンについて)これがイヤなんだ。
耳に拳をグイグイと突っ込まれているようだ。
ああ、でも大丈夫、慣れようとしてはいるんだ。
ただ、これまでずっと自分の耳で聞くように育ってきたから」
そのまま正確なセリフではないのですが、
そんなようなナイーブなニュアンスの台詞があちこちで聞かれるんですね。
詳しくは実際に映画をご覧いただきたい。
ネタバレにはなっていないですよね?

ネバーランド、奇行やお騒がせなことも多く、
整形した顔のコワサなどどこか
作り物っぽくなってしまったマイケルジャクソンという人物自体が、
ボクのなかでは浮世離れした一種のファンタジー的存在になっていました。
そんなマイケルジャクソンの本番のステージや
プロモーションビデオを観ることだけでは
知りえることができない人間的な部分を垣間見ることができたこと、
それがこの映画を観て一番良かったとボクが思えた部分でした。

マイケルジャクソンのステージを
ボクはこれまで観たことがありませんでしたが、
ものすごい額の費用や世界最高峰のレベルの大勢の人手をかけた
キング・オブ・エンターテインメントに圧倒されました。
スマップのステージが
モノマネダンス大会の地方予選程度にしか見えなくなります。

一方で、こんなテーマパークのようなステージを見せるアーティストも、
マイケルジャクソンが最後になるのかも知れないとも思いました。
シンプルに、スリムに、ナチュラルに、スローに。
マイケルジャクソンが亡くなるのと時期を前後して、
世を賑わす楽曲には
そういうトレンドも現れてきているように感じています。

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