mrguppのブログ

2005年から始めたMIXIの日記をブログに移植しました。MIXIで使用した画像はうまいこと移動できなかったので後からひとつひとつ貼り付けています。ところどころMIXIならではのおかしな部分が残っていたらご容赦ください。


今朝起きると昨夜の雨がウソのように晴れていました。
週末ごとに荒天に見舞われ、
楽しみにしている週末にバイクに乗ることもままならずにいました。
早く出掛ければ良いのに、
いくつかやることを済ますと3時を過ぎていました。

ようやくヘルメットとグローブを手に、
三週間ぶりにハーレーに乗ろうとバイク置き場に向かい、
チェーンロックやバイクカバーを外していました。
しかしお天気はそれを待っていたかのように、
俄に風が逆巻き風雲急を告げるという文字通りの様相に変わり、
そして大粒の雨が打ち付けてくる。
1分もしないうちに狂風豪雨状態。
近所で遊んでいた子供たちがキャーキャーと声を上げて
両手を頭上にかざして雨に濡れて走って家に帰って行きます。

ボクもバイクに乗るのは諦めて、
外したばかりのロックチェーンとバイクカバーをつけ直しました。
そこのところまでは良かったのですが、
狂風豪雨のためバイク置き場から一歩も出られません。
すっかりバイク置き場近辺に湧いていた蚊たちの餌食となりながら
風雨が小止みになるまで30分以上、
ただ茫然と空を見上げたままそこに釘付けにされていたのでした。


以前、床屋に置いてあった「パイナップルARMY」を
頭を刈られる順番待ちの間に読んだボクは、
すぐにその画力に魅かれました。
ボクはどちらかというとストーリーより画で、
マンガを評価しちゃうほうなんです。
普段はマンガをあまり読みません。

原作マンガはすでに読了済みですが、
その浦沢直樹の「20世紀少年」が映画化されたので観てきました。

常盤貴子の横顔ってダルビッシュの横顔にソックリだ。

映画についてはよくぞ映像化したなと思いますが、
あれだけ膨大なお金をかけて、
原作の構図も役者の作り込みもそっくりそのままを実写にして、
お話も若干はつまんだり切ったり貼ったり、
そういうことをしたんだから、
あれぐらいの出来でないと困ったことになります、
というのが感想でした。

ボクには原作のマンガを読めば充分と思えました。
マンガのようにページを戻して読み直すことが映画ではできないし、
もう少し映画ならではの表現があってもいいのに。
マンガのコマとコマの間を埋めていっただけの表現ではもったいないな。
あまりに「原作原理主義」を言い過ぎるのもどうかと思います。

マンガを読まずに映画を観たひとはどんな感想を持つのかな?

すでにマンガは最後まで読んじゃったので、
ボクは2、3作目はテレビで放送されるときに観ればいいや。



そうそう「20世紀少年」と言えば、
あがた森魚の「永遠の遠国」というCDに、
本人編著による「20世紀少年読本」という付録が付いていましたよ。
アタシも好きな稲垣足穂がリスペクトされています。

あと、林海象が監督をした「二十世紀少年読本」という映画があります。
「私立探偵濱マイク」シリーズとはひと味違う、
この映画の持つ儚く幻想的な林海象の映像世界がボクは大好きで
家のLDで何度も繰り返し観ています。

この二人がどうして1980年代に共通して「20世紀少年読本」なんだろう?
と思っていたんですが、
林海象の監督デビュー作「夢見るように眠りたい」で、
あがた森魚が音楽プロデュースしていたという縁があったんですね。
お互いにインスパイアされるテーマだったのでしょうか。

ボクも20世紀の3分の1を生きた元少年ですので、
20世紀の少年ならではという「サーカス」というものへの
ファンタジーやノスタルジーはよくわかるつもりです。


ああ、急激に眠くなってきた。
なんか中途半端ですが今夜はおやすみなさい。




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