昨日はSOIL&”PIMP”SESSIONSのライブに行きました。
スゴイ“生演奏”だった。
あえてライブと言わず“生演奏”と言おう。
CDも聴いていたし、DVDでライブの様子も観ていましたが、生で演奏された音と音がぶつかりあってうまれてくる身体を内側から自然と動かす力に翻弄され続けた2時間でした。
彼らを教えてくれたはにゃ。さん、なお@タイコ部さんに感謝。
お二人には会場内でお目にかかることができました。
今度は時間があればビールでも飲みましょうね!
昨日に続いて今日もThe Thrillのライブに行こうかな、と思っていたけど開演の時間に間に合いそうになく諦めた。それで前に日記に書いたことのある映画「手紙」を夜9時から最終上映で観てきた。
東野圭吾って作家はコワイ。
スゴイと思う作家はいるけどコワイと思う作家は初めてだ。
ひとの気持ちの揺さぶり方というのをよ~くわかっている。
こうやって追い詰めておいてね
つぎにこういうふうに力を抜くと
ほら!
すごく揺れるんだよ。
それでまたこっちから押すじゃない?
するとほら
もうダメだよ。
そんな感じ。
2000年にいい歳しておたふく風邪に罹り、自宅養療中に読んだ初めての東野作品「白夜行」も、なんかこうお腹のなかの奥の方から自分も知らない何かをえぐり出されたようなそんな読後感が残ったもん。そういや、あのドラマも主演が田中孝之だった。
で「手紙」。
この映画ね、気持ちがね、見終わる頃にはヒリヒリしますよ。
次から次へとね、ツラクなりますよ。
そして、ときどきふっと、それが落ち着くんです。
それで安心しているとね、次の瞬間にまたがーんときます。
最後には反則ぎりぎりの演出でボクのダムは決壊しました。
これじゃ意味が分かりませんね(笑)
でも公開中の映画ですからこのくらいにして。
そうそう「あ、このシーン普通なら携帯電話を使うよ」というシーンがやはりありました。
帰りの電車の中で反則ぎりぎり攻撃の最後の詰めのシーンを思い出すと、再びグワっとこみ上げてきてしまいました。
いろいろと考えさせられる映画です。
最近、自分にやや自信をなくしかけているひとには是非ともお薦め。
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