mrguppのブログ

2005年から始めたMIXIの日記をブログに移植しました。MIXIで使用した画像はうまいこと移動できなかったので後からひとつひとつ貼り付けています。ところどころMIXIならではのおかしな部分が残っていたらご容赦ください。


最近、みなさん手紙を書きましたか?
ペンでもえんぴつでも万年筆でも、指に持ってはがきや便箋に文字を綴る。便箋なら封筒に入れてフラップに糊をして封緘する。切手を貼り郵便ポストに投函する。面倒ですよね。
電子メールと比べれば費用は掛かり、相手に届くまでに時間も掛かる。

投函してしまってから「やっぱりあの手紙の中身はナシだった!」と思えば、郵便ならなんとかならないことはない。けれども電子メールではそうはいかない。ボクもメールで失敗したことがありました。まあ、どちらにしても投函や送信ボタンを押す前に内容を十分に吟味しておくことですね。

つい最近、一筆箋を買い足しました。七夕でねがいごとを書く短冊のようなサイズで5、6行の罫線が印刷されています。拝啓やら前略などの形式はさておき、伝えたい内容だけを書くようにしています。ボクは万年筆で書くのが好きなのでカバンのなかのペンケースにはいつも万年筆が差してあります。立派なものではなくてRAMYの安いものですけれどね。案外これがさまざまな場面で効果的なのですよ。

電子メールは文字だけの情報だからニュアンスが伝わらずに、ときとして誤解を生みやすいと言われ、それで顔文字が生まれたとか何とか。
でもね、手紙も文字だけの情報です。違うのは個性のないフォントか直筆の文字かの違いですよね、ほんとうは。手書きの文字を見るとなぜか、相手が手紙を書いているときの表情までが伝わってくるような気がしませんか。

この秋、東野圭吾原作の映画「手紙」が封切られます。
この作品の監督の正野慈朗は映画の中に携帯電話を一度も登場させなかった。「時代的にはおかしいのかもしれないし、携帯を使えば簡単なのにな、というシーンもあえて避けて作った」という。直筆で書くことに対する怖さと恥ずかしさ、それを乗り越えるだけの強さが、今の時代の手紙にはある。そんな手紙の持つ力が人間同士の間に深い絆を紡ぎ上げるドラマを映画にしました。そのようなことを言っていました。この映画、観てみようと思いました。

直筆の文字から相手のニュアンスまで伝わってくるような気がするのは、そんな“今の時代に手紙が持つ強さ”を感じるからなのかもしれませんね。

あなたも直筆で書く怖さと恥ずかしさを乗り越えて、だれかに手紙を書いてみませんか!
ところで相手の携帯番号やメルアドを知っていても、郵便番号、住所は知っていますか?




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