mrguppのブログ

2005年から始めたMIXIの日記をブログに移植しました。MIXIで使用した画像はうまいこと移動できなかったので後からひとつひとつ貼り付けています。ところどころMIXIならではのおかしな部分が残っていたらご容赦ください。


ああ、毎日毎日ボクの仕事にしては遅い時間まで、残業続きの日々。異種格闘技戦も佳境に差しかかってまいりました。
朝9時の定時には遅れず出社、帰りは11時近く。会社に14時間いて、通勤に往復1時間半、したがって家にいられるのは多くても8時間半。風呂はいって寝るだけです。

通勤電車の中でも文庫や単行本や雑誌も読まず、iPodも聞かず車内の一点を見つめて考え事をしているうちに会社に着いてしまう。
食事中も、歩いていても、風呂に入っていても、トイレの中でも今取り組んでいる課題のことばかりを考えている。
そんな状態が続いていると、オフィシャルなものが自分の時間にまで侵食してきます。ミクシィをする時間すらそのために振り向けられてしまいます。家でパソコンを開くのも久し振りです。

ミクシィを避けているわけではないのです。みなさんの日記にもロクにコメントもできずにごめんなさい。こうしてコメントできなかった日記を見てみるととても心苦しく感じています。
今日は久々に早めに家に帰れました。だからこうして日記など書いています。しかしネムイ、皆さんの日記へのコメントまで書けるかどうか、、、。

ああ、それにしてもいつもより早く家にいると、何かやり残しがあるのではないか、連絡をし忘れているのがあるのではないか、と自分に対して疑心暗疑になってしまう。あれやこれやと考えるのですが、案外自分はちゃんとやっていることがわかって安心する。そんなことの繰り返しだ。

この状況を抜け出せるのはきっと9月10日を過ぎた頃。それまでずっとこんな毎日の状態でいることに自分が耐えられるでしょうか。耐えちゃうんでしょう。きっと。今までだってそう。
で、これを乗り越えると次には更に手強い案件が待ち受けているんだろうね。
ブルース・リーの映画「死亡遊戯」のようにそいつを倒さないと次のフロアに上がって行けないんですよ、きっと。
この建物はいったい何階まであるのか、何人のボスキャラを倒さなきゃいけないのか、今のボクにはわからない。
オフィシャルガイドブックも売っていないし。

ボクの現況も繰り返すことによってしか学習できないものなのでしょうか。でもご心配なくそれなりに楽観的にやってます。

山口大学の学長をなさっていた広中平祐さんという高名な数学者がいらっしゃいます。ボクが小学生1、2年生のころその広中さんが数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞を受賞して、テレビに出た時のコメントを今でも憶えています。
考えて考えてどうしようもなくなって自分をリセットしたいときはどうしてたのですか?と聞かれての答えが
「『アホヤシ』と呟くんです」

「あほらし」
高度な数学の世界に挑む人間が自分をリセットするときに使った言葉というのがこれだったと聞いて、ボクは子どもながらに衝撃を受けました。
それ以来それを真似してみるようにしています。座右の銘とも言えますね。
もう少し煮詰まったらボクも「アホヤシ」と呟くでしょう。



そんなこんなでしばらくぶりにテレビのニュースを見ていて「二重被爆」という言葉を知りました。広島で原爆に遭った人が、被爆地を逃れて長崎に行き再度被爆した。推定で165人ほどいたのではないかと言われているそうです。そのうちの現存なさるおひとりを追いかけて「二重被爆」というドキュメント映画が制作され、各国で公開されているというニュースだった。
この映画を観たフランス人の若い女性は「二回も被爆したというのに当人が案外元気なのには矛盾を感じた」とコメントし、中国人の学生は「被爆したことは大変なことだが、日本が他の国に戦争でしたことと考えれば公平だ」とコメントしていた。
やはりなかなかきちんとは伝わらないものなのだな。

どうすれば伝わるのだろう?歴史は結局繰り返すことによってしか学習できないのでしょうか。
戦後60年以上経つ今までに、二重被爆という事実を知っていた日本人だってどれほどいたのかね?ボクも今日、初めて知りました。
こっちの話はアホヤシでは済まないな。




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