mrguppのブログ

2005年から始めたMIXIの日記をブログに移植しました。MIXIで使用した画像はうまいこと移動できなかったので後からひとつひとつ貼り付けています。ところどころMIXIならではのおかしな部分が残っていたらご容赦ください。


27日(金)の朝に叔父の訃報を聞きました。
56歳。
早過ぎる報せが満員の通勤電車に揺られるボクの携帯電話メールに届きました。
大慌てで29日(日)に鹿児島へ帰る段どりをとる。
月曜日の仕事はすっかり予定がはいっていて休むわけにもいかない。
28日(土)は昨年のその日に亡くなった叔母の法要が横浜である。

鹿児島日帰りだ。。。



あ~、鹿児島日帰りはさすがに疲れました~。
うちから空港まで1時間。
飛行機1.5時間。
空港から鹿児島の家までバスで1時間。
片道の移動で3.5時間。
朝5時半に家を出て
帰ってきたのが夜中の12時。
総移動時間7時間、現地滞在実質5時間。
あとは交通手段の乗り換え待ち時間。
叔父の葬儀に臨席し、
親父の実家の墓参りと母親の実家の墓参り。
そして仏壇の前でしばし遺影とにらめっこ。

すっかり線香に燻されて香ばしくなって帰ってきました。


じいちゃんとばあちゃんの遺影を前に線香をあげていると
ふたりの生前の記憶がドバーッと蘇ってきました。

沖縄海洋博の記念硬貨を握り締めて、弟といなかの隣の街までグローブを買いに行き、帰りが遅くなってばあちゃんにすごく怒られた。
いなかの縁側の下に飼っていた鶏の卵を溶いて卵ゴハンにしてくれた。
まだいなかが五右衛門風呂だった頃、風呂に入ると外からばあちゃんが薪をくべてくれながら窓越しに話した。
牛小屋の屋根裏で藁を乾燥させていて、そこでじいちゃんと夏休みの宿題をした。
いなかの近所の海にみんなで出掛けて人気の無い砂浜を貸切でやったすいか割り。
早朝に黒砂糖を溶かしたのを用意してじいちゃんと山に行き虫取りをした。
禁煙していたじいちゃんが、長じてからのボクが吸っていた洋モクを欲しがるのであげたら、またタバコを吸い始めてしまいばあちゃんに怒られた。

などなど。。。
胸がしめつけられるような郷愁にギュウッとなりました。


東京の日常とはかけ離れた鹿児島での時間を過ごせたので、
帰りの飛行機の中では日々の騒々しさのなかで忘れかけていたものを思い出せたような気がしました。
自分自身の芯のあたりにあって、どうしてもほぐせなかったコリのようなものが、じんわりと緩んでいくようなそんな感触。

墓参りに帰るのも、ある意味日頃の心がけと言うものでしょうか。
しみじみと「また行かなきゃ」。




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